訪問看護を通し、いろんな方々との出会い、命の在り方、尊さを教えられ日々成長している自分たちがいます。今回その中で出会った86歳のダンディな素敵な利用者夫婦とご縁をいただいているのでご紹介させていただきます。
昨年末に臀部の床ずれの処置のため訪問看護開始しました。12月の土曜日にオンコールがあり、顔色不良、息も絶え絶え、自宅でできる範囲の蘇生を行いながら救急搬送しました。入院後も生死をさまよい、集中治療室での治療の中、家族は覚悟をするように言われていましたが、すごい生命力で退院することが出来ました。
今も日々その時の状況を振り返り、いただいた命の尊さと、時間を無駄にすることなく今日という今の瞬間を大事に、家族、周囲の人間関係を大事にしながら生きている姿は本当に眩しく、その姿からだけでも多くのものを学び自分の人生観や死生観、家族観に及ぶまで影響を受けています。出会いのありがたさ、言葉では表現できないくらいの多くの学びをご夫婦からいただいていることに感謝しています。どうぞお二人の素敵な時間がこれからもいつまでも続くように心からお祈りしております。
たくさんの写真、心に残るお言葉を頂いております。その一部をご紹介させていただきます。
訪問看護 原